皆様は「サルコペニア」という言葉をご存じですか?
「サルコペニア」とは加齢や病気によって体の筋肉の量が減って全身の筋力が低下したり、身体機能が低下することです。ふらついて転倒する原因となり、寝たきりになることもありますので高齢者には注意が必要です。
サルコペニアになると・・・
①階段の上り下りや外出がつらくなる。
②転倒や骨折をしやすくなる。
③飲み込む力が弱くなる。
④歩くスピードが遅くなる。
⑤感染症にかかりやすくなる。
これらを予防するには、まず栄養のある食事をとること。特に筋肉を作るたんぱく質を含む肉や魚、乳製や卵などを積極的に食べましょう。
それから筋肉量を増やすために例えばスクワットやダンベルなどやや重い物で腕を鍛えるなどの運動をしましょう。
加齢や疾病などによって外出を控えて運動の機会が減り、高齢者は筋肉の低下によりが進みますので、家の中でもできる範囲で体を動かしましょう。