皆様こんにちは!9月というのにまだ暑い日が続いていますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?
今月は「フレイル」についてお話したいと思います。
あまり聞きなれない言葉かと思いますが、「フレイル」は健康な状態と介護が必要な状態の中間の事を指します。
「瘦せてきた」「握力が低下してきた」「横断歩道を青信号のうちに渡り切れない」などの症状が診断基準です。
フレイルにおける最も注意すべき症状は「転倒」と「骨折」です。そして、排尿障害・視力低下・活力の低下・息切れ・物忘れなども挙げられます。
これらを見過ごしていると更なる心身機能の低下が生じ、風邪をこじらせやすくなり肺炎を発症したり、転倒しやすくなって骨折する可能性が高くなり、
最終的に介護が必要な状態に陥りやすいと言われています。
有効な治療法はなく、フレイルに陥りやすい危険因子を充分に調べ、年齢を重ねても心身機能が低下しないよう適切な食事や適度な運動、趣味やボランティア活動など、社会参加をうまく取り入れた生活を送ることが大切です。
病気を防ぐために定期的な健診を受けることも大切です。自分の健康を守るために、日々の健康管理を続けていきましょう。