皆さまこんにちは。
朝夕の冷え込みに暖かいものが恋しい季節になってまいりました。いかがお過ごしでしょうか。気温が下がり空気が乾燥してくると風邪をひく人が増え始めます。通常の風邪のほかインフルエンザが流行り始めるのもこの時期です。そこで今日は、「風邪とインフルエンザ」についてお話させて頂きたいと思います。
風邪の症状は進行が穏やかで、症状は鼻や喉を中心とした上気道に起こり、発熱しても38℃と比較的経度です。一方インフルエンザは感染して1~3日の潜伏期間後に突然38℃以上の高熱や全身の倦怠感、食欲不振などの全身症状が強く現れるのが特徴です。風邪の予防には「こまめに手洗いする」「マスクを着用する」「症状の出ている人に近づかない」ことが基本ですが、インフルエンザ対策には「湿度管理」も大切です。加湿器を使って50~60%の湿度を保ちましょう。なお、ワクチンの摂取も有効です。インフルエンザは例年12~3月に流行します。ワクチンの摂取効果が現れるまでに2週間程度かかるため、12月中旬までに摂取を終えることが望ましいとされています。
本格的な冬はそこまで来ています。よく食べ、よく眠り、適度に運動して免疫力を高め、風邪やインフルエンザに負けない体作りを心がけましょう。