暖かくなり過ごしやすい季節になってきました。皆様、体調はいかがでしょうか。
今月は「高齢者の肺炎」についてお話いたします。
高齢者にとって肺炎はとても身近な病気です。しかし、高齢になるほど熱や咳、痰などの症状が出にくく進行が速いため生命の危険があります。周囲の人は「何となく元気がない」「食欲がない」などのわずかな変化を見逃さず早めの受診を促しましょう。
肺炎の予防のためには、細菌が繁殖しやすい口腔内をいつも清潔に保つことや、肺炎球菌、インフルエンザの予防接種を受けることが大切です。他にも風邪をひかないように規則正しい生活や適度な運動を心がけることなど、日頃から気を付けましょう。