皆様こんにちは!今回は「高齢者の心不全」についてお話いたします。心不全とは、心臓が弱って息切れやむくみが起こり高齢者によくみられる一般的な病気です。高齢になると足腰が弱り、物忘れも多くなったり内臓の具合も悪くなったりします。そのように体が弱ってくると人との交わりが疎遠になり、意欲も低下し日常生活が不規則になりがちです。また、食べたり飲みこんだりする力が弱ってくると、必要な栄養が摂れなくなり、誤嚥による肺炎を起こしやすくなります。日頃から体をよく動かして足腰を鍛えたり、しっかり噛んで食べることで心不全の予防になり、もし心不全になっても進行を妨げることがわかっています。もし、息が切れる、動悸がするといった症状があれば、早めにかかりつけ医に相談して対策を立てましょう。